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  • 一本歯下駄GETTAの第7原理 肩甲骨と骨盤折の連動に関わる小胸筋

「高校生、大学生、社会人からの伸び悩み」才能や努力不足のせいじゃない。

身体の奥深くに潜む「見えないブレーキ」を解放せよ。

女性アスリート特有のパフォーマンスの壁。その原因は、見過ごされてきた小さな筋肉「小胸筋」の硬さにあるかもしれません。一本歯下駄GETTAは、この身体のブレーキを解放し、あなたの潜在能力を根源から解き放つための科学的アプローチです。
スプリント能力が練習をしているのに落ちた。ドリブラーだったのに、相手を急に抜くことができなくなった。そうした選手は一本歯下駄GETTAでの腕立て伏せやアザラシメニューが鍵かもしれません。

GETTAで、身体の枷を外す

「小胸筋」という盲点

この筋肉の硬化が、あなたのパフォーマンスを縛り付けている。

姿

巻き肩・不良姿勢

硬くなった小胸筋が肩を前方に引き込み、力の伝達効率を著しく低下させる。

浅い呼吸・持久力低下

胸郭の動きを制限し、呼吸が浅くなる。スタミナ切れや回復の遅れに直結する。

肩の痛み・傷害リスク

肩甲骨の正常な動きを妨げ、インピンジメントや神経圧迫の原因となる。

小胸筋の解剖学的理解

小さいが、パフォーマンスに大きな影響を与える筋肉

解剖学的位置

小胸筋は大胸筋の深層に位置する小さな筋肉で、第3から5肋骨から起始し、肩甲骨の烏口突起に停止します。

  • 起始:第3-5肋骨の前面
  • 停止:肩甲骨の烏口突起
  • 神経支配:内側・外側胸筋神経
  • 血液供給:胸肩峰動脈

主要機能

小胸筋は見た目以上に重要な機能を担っています。

  • 肩甲骨を前傾・下方回旋させる
  • 肩甲骨を前方に引き込む
  • 吸気時の補助筋として機能
  • 胸郭の安定性に寄与

女性特有の問題

女性アスリートは特に小胸筋が硬化しやすい傾向があります。

  • 競技姿勢による前傾負荷
  • 胸部構造による影響
  • 肩関節の可動域が広い分、安定性が課題
  • 巻き肩姿勢への移行が早い

小胸筋硬化の3つのメカニズム

1

姿勢の影響

デスクワークやスマートフォン使用、競技特有の前傾姿勢により、小胸筋は持続的に短縮位を強いられます。この状態が続くと、筋肉は短縮したまま硬化し、正常な長さに戻れなくなります。

2

筋バランスの崩れ

前鋸筋や僧帽筋下部といった肩甲骨安定筋が弱化すると、代償的に小胸筋が過剰に働きます。この過活動状態が続くことで、筋肉は疲労し、硬化していきます。

3

呼吸パターンの異常

ストレスや不適切な呼吸により、小胸筋が呼吸補助筋として過剰に使用されます。本来は横隔膜が主導すべき呼吸を小胸筋が代償することで、慢性的な緊張状態に陥ります。

GETTA:深層へのダイレクトアプローチ

従来のストレッチでは届きにくい小胸筋。GETTAは、不安定な環境下でのトレーニングを通じて、この深層筋にアプローチし、身体の連動性を再構築します。

解放の鍵:肩甲骨と骨盤の連動

GETTAを履いてバランスを取ることで、肩甲骨と骨盤が連動して動くことを身体が学びます。この連動性が、硬化した小胸筋を機能的に解放し、しなやかで力強い上半身の動きを取り戻すのです。

一本歯下駄GETTAで体幹を鍛え、姿勢を改善する女性アスリート

GETTAによる小胸筋解放プロセス

1

不安定性による全身協調の要求

GETTAの一本歯がもたらす極度の不安定性は、身体に全身協調を強制します。この時、肩甲骨と骨盤が連動して動くことが、バランス維持の最適解として身体に認識されます。

2

前鋸筋の活性化

肩甲骨を安定させるため、前鋸筋が優先的に活性化されます。前鋸筋は肩甲骨を胸郭に密着させ、正しい位置に保持する役割を担います。

3

拮抗筋である小胸筋の機能的ストレッチ

前鋸筋が活性化すると、その拮抗筋である小胸筋は相反抑制により自然とリラックスします。これは神経生理学的メカニズムによる、最も効果的なストレッチです。

4

正常な筋バランスの再構築

反復トレーニングにより、前鋸筋優位の正しい筋バランスパターンが神経系に記憶されます。これにより、日常動作でも小胸筋の過剰な緊張が起こりにくくなります。

5

全身連動性の向上

肩甲骨と骨盤の連動が確立されることで、上半身と下半身が統合された一つのシステムとして機能するようになります。この状態で初めて、真のパフォーマンス向上が実現します。

GETTA式 小胸筋解放トレーニング

GETTAを「履く」だけでなく「使う」。特に推奨されるのが、この究極のトレーニングです。

GETTA腕立て伏せで小胸筋を解放し、肩甲骨の安定性を高めるトレーニング

GETTA 腕立て伏せ

一本歯下駄GETTAを手に装着し、腕立て伏せを行います。不安定な支持面が、肩甲骨周りの安定筋群を強制的に活性化。特に前鋸筋が働くことで、拮抗する小胸筋は自然とストレッチされ、機能的な解放が促されます。

  • 肩甲骨の安定性向上
  • 小胸筋の機能的ストレッチ
  • 上半身の連動性改善
  • 体幹安定性の強化

スポーツ科学者が解説する理論的背景

相反抑制のメカニズム

相反抑制とは、ある筋肉が収縮する時、その拮抗筋が反射的に弛緩する神経生理学的現象です。これはシェリントンの相反神経支配の法則として知られています。

前鋸筋が強く活性化されると、脊髄レベルでの神経回路により、拮抗筋である小胸筋への運動神経の興奮が抑制されます。この結果、小胸筋は自然にリラックスし、より効果的にストレッチされます。これは意識的なストレッチよりも遥かに深層まで届く、生理学的に最も理にかなった方法なのです。

呼吸力学と小胸筋

小胸筋は本来、呼吸の補助筋として機能します。しかし現代人の多くは、ストレスや不良姿勢により、本来主導すべき横隔膜ではなく、小胸筋を中心とした胸式呼吸に依存しています。

横隔膜呼吸と胸式呼吸の比較:横隔膜を使った腹式呼吸では、肺の下部まで空気が入り、一回換気量が約500mlに達します。一方、小胸筋を使った胸式呼吸では、肺の上部しか使われず、換気量は約350mlに留まります。この差が、持久力や回復力に直接影響します。

GETTAトレーニングにより小胸筋が解放されると、自然と横隔膜主導の呼吸パターンに戻ります。これにより、呼吸効率が劇的に向上し、持久系パフォーマンスが改善されるのです。

運動連鎖における肩甲骨の重要性

スポーツ動作における力の伝達は、下肢から体幹、そして上肢へと連鎖的に伝わります。この運動連鎖において、肩甲骨は「可動性と安定性を両立させるべき要」として機能します。

小胸筋が硬化すると、肩甲骨は前方に固定され、この可動性が失われます。結果として、下半身から生み出された力が上肢末端まで効率的に伝わらず、パフォーマンスは大きく低下します。投球動作を例にとると、小胸筋の硬化により肩甲骨の後方回旋が制限されると、球速は約10から15パーセント低下するという研究報告があります。

GETTAによる肩甲骨と骨盤の連動訓練は、この運動連鎖を根本から再構築し、全身が一つのシステムとして機能する状態を実現します。

女性アスリート特有の考慮点

女性アスリートは、生理学的・解剖学的特徴から、男性とは異なるアプローチが必要です。

Q角の影響:女性は骨盤が広いため、大腿骨のQ角が大きくなります。これにより下肢から体幹への力の伝達経路が男性と異なり、体幹の安定性がより重要になります。小胸筋の硬化は、この体幹安定性をさらに損なう要因となります。

関節弛緩性:女性は靭帯の弛緩性が高く、関節の可動域が広い反面、安定性が課題となります。肩関節においても同様で、肩甲骨の動的安定性がより重要です。前鋸筋の強化と小胸筋の適切な柔軟性は、この安定性を実現する鍵となります。

最高のパフォーマンスは、最高の身体から。

もう、見えないブレーキに悩まない。

一本歯下駄GETTAは、女性アスリートが直面する特有の課題に、科学的アプローチで応えます。しなやかで、力強く、美しい。あなたの身体が持つ本来の輝きを、今こそ取り戻しましょう。

一本歯下駄GETTAの第8原理「鎖骨を動かす」へ

どうしても自己流では小胸筋アプローチがわからないという選手は
一本歯下駄GETTAインストラクター受講がおすすめです