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一本歯下駄
鼻緒の調整方法
下駄は自分で履き心地を変えることができる履物です。このページでは、一本歯下駄の鼻緒の締め具合を調整する方法を解説します。あなたにピッタリの調整で、さらに楽しい一本歯下駄ライフを送りましょう!
■ 前つぼをしめる
こんなときに・・・
- 鼻緒がゆるく、ぬげそうになる。
- もう少ししっかりと締めたい。
■ 前つぼをゆるめる
こんなときに・・・
- きつくて履けない。
- 指が痛くて長く履いていられない。
前つぼを調整する時のコツ・注意点
- 2本を撚り合わせる工程はしっかりと! この作業が甘いと歩行中に前つぼが抜けてしまい、とても危険です。
- ほんの1〜2ミリ長さを変えるだけで履き心地はかなり変わります。
- 鼻緒も手作り品なので、左右で同じ長さにしても履き心地が違う場合があります。
■ 後ろ側をゆるめる
こんなときに・・・
- きつくて履けない。
- 締め込みがきつくて長く履いていられない。
- かかとが後ろにはみ出して、台の角が当たって痛い。
後ろ側を調整する時のコツ・注意点
- ほどきすぎに注意! 鼻緒の端は難しい結び方で処理されているので、抜き取ると元に戻せなくなることがあります。
- 紐の撚りがバラバラに解けることがあるので、作業前に紐の先にセロテープを巻いておくと良いでしょう。
もっと手軽な対策方法
鼻緒のキツさを感じた時の、より簡単な対処法をご紹介します。
1. ジェルパッドを活用する
多くの方が活用しているのが、100円ショップなどで手に入る靴のかかと用ジェルパッドを鼻緒の前つぼ(指の間に入る部分)に巻きつける方法です。足の親指と人差し指の間の痛みを効果的に減らすことができ、特に長時間履かれる方におすすめです。
2. 鼻緒の「型付け」をする
野球のグローブのように、鼻緒にも「型付け」が有効です。丸めた新聞紙やテニスボールなどを鼻緒と台の間にしっかりと押し込み、履いていない時間に鼻緒を広げておくことで、ご自身の足に馴染みやすい形にすることができます。特に購入当初は鼻緒がきつく締まっているので、ぜひお試しください。
調整に関する重要なお知らせ
- GETTAの鼻緒はこの動画の方法では調整できません。
- 当解説は「ARUCUTO」の商品をベースにしております。他社製品では同様の調整ができない場合があります。
- 鼻緒や下駄本体の消耗具合によっては、作業中や歩行中に紐が切れたり、抜けたりする場合があります。
- 調整方法を誤ると、転倒し怪我につながる危険があります。鼻緒の調整は自己責任にて行ってくださるようお願いいたします。