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スポンジマインド習得ワークシート | スポーツ指導者版

スポンジマインド習得ワークシート
〜スポーツ指導者版〜

「知っている」を超えて指導し続ける力 - 学びを選手の成長に変える吸収力と応用力

このワークの目的

スポーツ指導者として、「それは知っています」という思考停止を乗り越え、スポンジのように学びを吸収し、異なる種目・年齢層・状況に応用できる指導力を身につけます。知識を「頭で知っている」状態から「選手に効果的に指導できる」状態へと変換するプロセスを習得します。

「理論は知っているが、実際の指導では使えていない」「教科書通りに教えても選手に響かない」そんな状態から、学びを自分のものにして選手の成長に繋げられる指導者へ。この変化が、あなたと選手の成長を加速させます。

1 指導力の3段階モデル

「知っている」と「指導できている」の決定的な違い

指導力の成熟度ピラミッド

多くの指導者が「知っている」段階で停止してしまいますが、真の指導力は「選手を成長させられている」段階に到達して初めて完成します。

レベル3:選手を成長させられている

選手の特性に合わせて指導を調整できる。他の指導者に教えられる。様々な状況で応用できる。指導が選手の血肉となっている状態。

レベル2:理解して実践している

なぜそのトレーニングが効果的か説明できる。自分の言葉で選手に伝えられる。実際の練習で使っている。腑に落ちて体現している状態。

レベル1:知識として知っている

講習会で聞いた。本で読んだ。資格試験で答えられる。でも実際の指導では使えない。選手に響かない表面的な状態。

「知っている」の罠

なぜ「知っている」で止まってしまうのか

理由1:認知的な錯覚

講習会で聞いたトレーニング方法を「知っている」と思った瞬間、脳は深く考えることを停止します。しかし、知識と実践の間には大きな壁があります。

理由2:指導者としてのプライド

「知らない」と認めることが、選手や保護者の前で無能だと思われるのではという恐れ。特に指導歴が長い人ほど、この罠に陥りやすくなります。

理由3:即座の満足感

「それは知っています」と言うことで、その場で有能感を得られます。しかし、本当に「知っている」指導者は、同じトレーニングでも他の指導者の微細な工夫や言葉がけの違いを見つけるために「スポンジのように吸収します」。この何気ない積み重ねの差が、選手の成長速度の差となり、保護者や選手から信頼される指導者かどうかの差まで広がっていきます。

自己診断:あなたの指導力レベルチェック

あなたが「知っている」と思っている指導知識・技術を3つ選び、それぞれのレベルを正直に評価してください。

指導知識・技術 レベル1
知っている
レベル2
実践している
レベル3
選手を成長させている
証拠(なぜそのレベルと言えるか)

2 クローズドマインド vs スポンジマインド

学びを跳ね返す指導者から、吸収し続ける指導者へ

2つのマインドセットの比較

クローズドマインド(閉じた心)

  • 「そのトレーニングは知っています」が口癖
  • 他の指導者の練習を見ても、自分の知識と照合して終わり
  • 自分の指導方法が正しいと確信している
  • 若手指導者や異競技の指導者から学ぶことへの抵抗感
  • 「選手が理解しない」と選手のせいにする
  • アドバイスに「でも私のチームは」「うちの競技は違う」と反応

スポンジマインド(吸収する心)

  • 「もっと詳しく教えてください」が口癖
  • 既知のトレーニングでも、新しい工夫を探す
  • 自分の指導には改善の余地があると認識している
  • あらゆる指導者・選手から学ぼうとする姿勢
  • 「どう伝えたら選手に届くか」を常に考える
  • アドバイスに「ありがとう」「試してみます」と反応

あなたのマインドセット診断

以下の質問に正直に答えて、自分のマインドセットを診断しましょう。

質問 よくある たまにある ほぼない
講習会で「そのトレーニングは知っている」と心の中で思う
他の指導者からアドバイスを受けると、まず「でも」「うちは違う」と言い訳を考える
学んだことを「知識」として頭に入れるだけで、実際の練習で試さない

3 「知っている」から「指導できる」への変換プロセス

学びを選手の成長に変える5つのステップ

指導力変換プロセス

受け取る

まず素直に学ぶ

問いかける

深掘りする質問

統合する

既存知識と結合

言語化する

選手に伝わる言葉に

実践する

練習で試す

変換プロセス実践ワーク

最近学んだこと(講習会、本、他の指導者からのアドバイスなど)を1つ選び、5つのステップを実践してみましょう。

指導への取り込みを促進する習慣

  • 24時間ルール:学んだことは24時間以内に、他の指導者か選手に話す
  • なぜ3回:「なぜそのトレーニングが効果的か?」を3回繰り返して深掘り
  • 教える前提:学ぶときは「これを選手にどう教えるか」を前提に聞く
  • 練習日誌:新しく試したことと選手の反応を必ず記録する

スポンジマインド実践シート(A3印刷用)

「知っている」を超えて指導し続ける - 一枚で完結するワークシート

1. 指導力レベル自己診断

指導知識・技術 レベル1 レベル2 レベル3 証拠

2. 実践宣言

3. 1週間後の振り返り

スポンジマインド指導者:「知っている」で止まらず、「腑に落ちる」まで深め、「選手を成長させる」まで昇華させる