04.06
子どものかけっこ向上に効果的なグーチョキパージャンプ
一本歯下駄を履いて、グーとチョキをくり返すジャンプです。動画では「グーチョキステップ」として紹介しています。動き自体は簡単ですが、ふつうのジャンプとは注意する点が違います。膝と股関節を使って跳ぶことを意識しながら行います。
この練習のめやす
- くり返す
- グー・チョキ軽くジャンプしながら連続で
- チョキの幅
- 一歩分くらい広すぎず、狭すぎず
- ポイント
- 膝・股関節ふくらはぎだけで跳ばない
- 道具
- 一本歯下駄動画はかかとの部分がない下駄
動画の見どころ
- グーチョキステップの紹介
- 軽くジャンプ。足をそろえて「グー」
- どちらかを開いて「チョキ」
- チョキの幅は、軽く一歩分
- ふくらはぎではなく、膝と股関節で
- チョキからグーへ、できるだけ早く
- 重心は真ん中、足だけ前後する
- 腕は、やりやすいほうで
- やってみた感想
この記事の要点
- 一本歯下駄を履いて、軽くジャンプします。足をそろえた「グー」と、どちらかの足を前に開いた「チョキ」をくり返すだけです。チョキの幅は、軽く一歩分くらい。
- ふくらはぎばかりで跳ぶのではなく、膝や股関節で衝撃をキャッチして、ぽんとリターン。チョキからグーには、できるだけ早く戻ります。上半身はまっすぐのまま。
- 重心は真ん中のまま、足だけを前後させます。ジャンプのトレーニングでは、ふくらはぎを意識しがち。股関節まわりの大きい筋肉を使えるように、続けてみてください。
01
やり方:6つのステップグーとチョキを、くり返すだけ
写真は動画の場面です。動画では、一本歯下駄インストラクターの宮崎智宏さんと、聞き手の川原周剛さんが並んで行っています。動画と見比べながら、ひとつずつ進めてください。

これがいまグーの状態です(動画 0:45) 軽く
ジャンプ。 足を そろえて 「グー」 一本歯下駄を履いて立ち、その場で軽くジャンプします。足をそろえた、この状態が「グー」です。

で、チョキ(動画 1:16) どちらかの
足を 開いて 「チョキ」 次は「チョキ」。どちらかの足を前に開きます。グー、チョキ、グー、チョキと、これをくり返すだけです。

軽く一歩分くらい(動画 2:32) チョキの
幅は、 軽く 一歩 分くらい そんなに広すぎなくてもいいのですが、狭すぎると意味がなくなってしまいます。軽く一歩分くらいが、チョキの範囲です。

この下駄って(動画 1:20) ふくらはぎではなく、
膝と 股関節で 受ける 動画で使っている下駄は、かかとの部分がない形です。かかとが浮くので、ふくらはぎばかりを使うイメージを持たれがちですが、実際はそうではありません。
膝関節や股関節を使って衝撃を吸収して、もう一度リターンする。チョキのときは、足首だけでなく、膝や股関節を使うことを意識しましょう。
ここが大事ふくらはぎだけで跳ばないこと。膝と股関節を使います。

膝関節とか(動画 1:32) チョキから
グーへ、 できるだけ 早く チョキでぐっと沈みすぎると、力が逃げてしまいます。チョキからグーへは、できるだけ早く戻りましょう。
足首を使うというより、膝や股関節、全体で衝撃をキャッチして、ぽんとリターンしてあげる。上半身は、まっすぐのままです。
重心は
真ん中。 足だけ 前後させる チョキのとき、前の足のかかとに体重が少しかかります。かかった瞬間に、真ん中に戻ってくる。重心線は真ん中にあるので、重心の位置は変えずに、足だけを前後させることを意識します。
腕は、引いておいても、だらんと自然にしていても大丈夫です。やりやすいほうで行いましょう。
安全のために
- 一本歯下駄に乗るのが初めての方は、壁や手すりなど、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。立ち方・歩き方は一本歯下駄GETTAでの歩き方で確認できます。
- 平らで滑りにくい床で行います。
- はじめは小さく、軽いジャンプから。慣れるまでは、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。
02
うまくいく5つのコツ軽く、早く、真ん中で
- 軽く
ジャンプ グーとチョキを、軽いジャンプでくり返します。 - チョキは
一歩分 広すぎず、狭すぎず。軽く一歩分くらい。 - 膝と
股関節で 足首だけでなく、膝や股関節、全体で衝撃を受けます。キャッチ - グーへは
早く チョキで沈みすぎず、ぽんとリターン。 - 重心は
真ん中 上半身はまっすぐ。足だけを前後させます。
03
よくある間違いと直し方ふくらはぎだけで、跳んでしまう
ありがちふくらはぎだけで跳んでいる
こうする膝関節や股関節を使って、衝撃を吸収してリターンします。
ありがちチョキで、ぐっと沈みすぎる
こうする力が逃げてしまうので、できるだけ早くグーに戻ります。
ありがちチョキの幅が狭すぎる
こうする狭すぎると意味がなくなります。軽く一歩分くらい開きます。
ありがち前の足に体重が乗ったままになる
こうするかかった瞬間に、真ん中に戻ってきます。
ありがち上半身が前後に揺れる
こうする重心の位置は変えずに、足だけを前後させます。
ふくらはぎではなく、膝と 股関節で。動画より
04
なぜ膝と股関節を使うのか末端だけでは、力が弱い
宮崎智宏さんは、下駄を使うトレーニングに限らず、ちょっとジャンプするようなトレーニングでは、どうしてもみんなふくらはぎを意識しがちだ、と話しています。でも、末端のほうだけでは力が弱い。股関節まわりの大きい筋肉を使いたい。だから、膝関節や股関節を使えるようにすることが大切です。
Aを
- A 自分でやる膝や
股関節、 B 勝手に起きるぽんと、全体で 衝撃を キャッチする 早く リターンできる - A 自分でやる重心は
真ん中の B 勝手に起きる前のまま、 足だけ 前後させる 足に 乗っても、 すぐに 真ん中に 戻れる
股関節のまわりには、お尻や太ももの大きい筋肉が集まっています。末端のふくらはぎだけでなく、こちらを使って跳ぶ、という考え方です。
05
慣れてきたら:レベルアップその場から、リズムよく連続で
- 1グーと
チョキを まずはここ覚える - やること
- 軽くジャンプして、グー、チョキ。ひとつずつ形を確かめる。
- できた目安
- チョキの幅が、軽く一歩分くらいになっている。
- 2連続で
くり返す 動画の流れ- やること
- グー、チョキ、グー、チョキを連続で。チョキからグーへは、できるだけ早く。
- できた目安
- 膝や股関節で衝撃をキャッチして、ぽんとリターンできる。
- 3続ける慣れてきたら
- やること
- 上半身はまっすぐ、重心は真ん中のまま。続けて行う。
- できた目安
- ふくらはぎ以外のところで跳んでいる感覚がある。
06
子どものかけっこへのつながりふくらはぎ以外で、跳ぶ
川原さんは、下駄を履く前にも同じようなトレーニングはしたことがあったけれど、どこを意識して跳ぶのかまでは意識できていなかった、と話しています。ふくらはぎ以外のところで跳ぶことが、とても重要なのかな、と。
動画の題名は「子どものかけっこ向上に効果的」。説明文では、デュアルタスクの脳トレで、自然と運動神経アップ、としています。子どもの走り方の育ちについては、getta.jpのかけっこ ― 走り方の発達と速く走るための練習でも扱っています。
宮崎智宏さんの話より
膝関節や股関節を使えるようにすることが大切なので、継続してみてください。
07
よくある質問
グーとチョキは、どんな形ですか?
グーは、足をそろえた状態です。チョキは、どちらかの足を前に開いた状態です。軽くジャンプしながら、グーとチョキをくり返します。
チョキは、どれくらい開けばいいですか?
軽く一歩分くらいです。そんなに広すぎなくてもいいけれど、狭すぎると意味がなくなってしまう、と動画で話しています。
どこを意識して跳びますか?
ふくらはぎばかりではなく、膝関節や股関節です。足首だけでなく、膝や股関節、全体で衝撃をキャッチして、ぽんとリターンします。
腕はどうすればいいですか?
引いておいても、だらんと自然にしていても大丈夫です。やりやすいほうで行ってください、と動画で話しています。
NEXT STEP
この感覚を、伝える側へ。
このトレーニングを、指導の現場で人に伝えているのが、一本歯下駄GETTAのインストラクターです。どんな人が、どんなふうに教えているのか。連載インタビューで読めます。
連載 第1回M高史の「一本歯下駄インストラクターは
中村友梨香さん本当に 幅広く 使える もので、 1回学んで みると 自分の 現場と リンクする ものが あると 思います」 (一本歯下駄 インストラクターS級)
インストラクター認定講座では、一本歯下駄を使ったトレーニング理論と実践メソッドを、短期間で体系的に学べます。
インストラクター認定講座を見る資格の内容と取得の流れ(instructor.getta.jp)連載の一覧を見るコメント
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