2020
10.16
一本歯下駄でブレない走り

一本歯下駄達人への道 第14話ブレない走りを獲得する一本歯下駄トレーニング

一本歯下駄トレーニング

連載「一本歯下駄達人への道」第14話は、ブレない走りを獲得する一本歯下駄トレーニングです。ブレない走り、なんば走り、二軸走りといわれるような走りを、誰もがその場で獲得できるトレーニングになっています。

監修 宮崎要輔(一本歯下駄GETTA開発者)公開 更新 動画 3分15秒

この練習のめやす

タイミング
走る前スポーツや練習の前に
動き
すり足一歩ずつ、前へ続ける
ポイント
踵と胸後ろの踵を上げ、胸を張る
道具
一本歯下駄GETTA両足に履いて行う
動画「ブレない走りを獲得する一本歯下駄トレーニング」(3分15秒/一本歯下駄情報チャンネル)

動画の見どころ

  1. GETTAのイナバウアー
  2. 腰の部分を反る
  3. 上半身と下半身をつなぐスイッチ
  4. 横向きで、すり足
  5. 一歩出たときに
  6. 後ろの足の踵を見せる
  7. そのときに、胸を張る
  8. 脚の付け根の前が伸びる
  9. 続けていく

この記事の要点

  1. 一本歯下駄GETTAを履いて、すり足で一歩前へ。一歩出たときに、後ろの足の踵を上げて見せます。
  2. そのときに、胸を張る。すると、脚の付け根の前が伸びます。反対の足もすり足で出して、同じように続けていきます。
  3. 走る前に行うと、上半身と下半身をつなぐスイッチが入り、体がブレなくなる、と動画で紹介しています。
目次
  1. 01やり方:6つのステップ
  2. 02うまくいく4つのコツ
  3. 03よくある間違いと直し方
  4. 04なぜブレない走りになるのか
  5. 05慣れてきたら:レベルアップ
  6. 06競技へのつながり
  7. 07よくある質問

01

やり方:6つのステップすり足で、一歩ずつ

写真は動画の場面です。動画では、横向きで見せています。動画と見比べながら、ひとつずつ進めてください。

  1. 一本歯下駄GETTAを履いて、すり足で一歩前へ出る(横から)
    一歩出たときに(動画 1:37)

    GETTAを履いて、すり足で一歩出る

    一本歯下駄GETTAを両足に履き、すり足で一歩、前へ出ます。

  2. すり足で一歩出て、後ろの足を残す
    すり足(動画 1:49)

    後ろの足は、すり足のまま

    前の足を出したら、後ろの足は残したまま。足を床から大きく持ち上げずに、すって進みます。

  3. 一歩出たときに、後ろの足の踵を上げて見せる
    かかと上げる(動画 1:55)

    後ろの足の踵を上げて、見せる

    一歩出たときに、後ろに残った足の踵を上げます。動画では「かかとを見せて」と話しています。

  4. 後ろの踵を上げたまま、胸を張る(横から)
    胸を張る(動画 2:00)

    そのときに、胸を張る

    踵を上げたそのときに、胸を張ります。腰の部分を反るイメージです。

  5. 両手を脚の付け根の前に当てて、伸びるところを示す
    ここが伸びるんですよ(動画 2:11)

    脚の付け根の前が、伸びる

    そうすると、脚の付け根の前が伸びます。写真で手を当てているところです。

    ここが大事踵を上げて、胸を張る。この2つがそろうと、脚の付け根の前が伸びます。

  6. 反対の足もすり足で出し、同じように続けていく
    すってまたこう(動画 2:05)

    反対の足も、すってまた。続けていく

    反対の足もすり足で出して、同じように踵を上げ、胸を張ります。これをずっと続けていきます。もう少し大きな歩幅でもかまいません。

安全のために

  • 一本歯下駄に乗るのが初めての方は、壁や手すりなど、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。立ち方・歩き方は一本歯下駄GETTAでの歩き方で確認できます。
  • 平らで滑りにくい床で行います。
  • 腰に痛みがあるときは、胸を張りすぎず、無理をせず中止してください。

02

うまくいく4つのコツ後ろの踵と、胸

  • すり足で足を大きく持ち上げずに、すって一歩出ます。
  • 後ろの踵を見せる一歩出たときに、後ろの足の踵を上げます。
  • そのときに、胸を張る踵を上げたのと同じタイミングで、胸を張ります。
  • ずっと続ける左右を入れ替えながら、続けて前へ進みます。

03

よくある間違いと直し方伸びないときは、ここを見る

  • ありがち後ろの踵が、床についたまま

    こうする一歩出たときに、後ろの足の踵を上げて見せます。

  • ありがち胸を張るのが遅れる

    こうする踵を上げたそのときに、胸を張ります。

  • ありがち足を持ち上げて歩いている

    こうするすり足で、すって進みます。

  • ありがち一歩ごとに止まってしまう

    こうするこれをずっと続けていきます。

踵を見せて、胸を張る。動画より

04

なぜブレない走りになるのか上半身と下半身をつなぐスイッチ

動画では、スポーツをやる前や走る前に行うと、上半身と下半身をつないでいる筋肉、大腰筋のスイッチが入り、体がブレなくなる。だからトレーニング効果が上がる、と紹介しています。

Aをすると、Bが起きる

  1. A 自分でやる後ろの踵を上げて、胸を張るB 勝手に起きる脚の付け根の前が伸びる
  2. A 自分でやる走る前に、これを続けるB 勝手に起きる上半身と下半身がつながり、体がブレなくなる
動画と元の解説より。自分でやるのはAだけです。

一本歯下駄GETTAを履いて行うことで、足裏からのスイッチが、大腰筋などの股関節・骨盤周辺の筋肉と連動するため、胸郭の動きも変わっていきます。足もとから、骨盤、胸郭へと、上へアプローチしていく感覚も身についていきます(元の解説)。

05

慣れてきたら:レベルアップ一歩から、走りの前の習慣へ

  1. 1一歩の形まずはここ
    やること
    すり足で一歩出て、後ろの踵を上げ、胸を張る。
    できた目安
    脚の付け根の前が伸びるのを感じる。
  2. 2続けて進む動画の流れ
    やること
    左右を入れ替えながら、ずっと続ける。歩幅を少し大きくしてもよい。
    できた目安
    止まらずに、続けて前へ進める。
  3. 3走る前に習慣に
    やること
    チームのトレーニングの前や、中間走などの前に続けて行う。
    できた目安
    そのあとの走りが、ブレにくくなる。

06

競技へのつながりブレない走り、なんば走り、二軸走り

ブレない走り、なんば走り、二軸走りといわれるような走りを、誰もがその場で獲得できるトレーニングです。チームのトレーニングの前に行うと、とても効果的です(元の解説)。

陸上部に所属している中高生には、中間走などの前に、ぜひ継続して行ってほしいトレーニングです(元の解説)。

連載「一本歯下駄達人への道」

動画に出ているのは、天晴レ天女ズのお二人です。前の回は第13話の腿の上がりがよくなるストレッチ。手で骨盤が運ばれる感覚は第11話のなんば歩きで。

07

よくある質問

いつやるのがいいですか?

スポーツをやる前や、走る前です。チームのトレーニングの前に行うと、とても効果的です。陸上部の中高生には、中間走などの前に継続して行ってほしいトレーニングです(元の解説)。

どこが伸びればいいですか?

後ろの足の踵を上げて胸を張ったときに、脚の付け根の前が伸びます。動画では、そこに手を当てて「ここが伸びるんですよ」と話しています。

なぜ体がブレなくなるのですか?

動画では、上半身と下半身をつないでいる大腰筋のスイッチが入り、体がブレなくなる、と紹介しています。足裏からのスイッチが股関節・骨盤周辺の筋肉と連動し、胸郭の動きも変わっていきます(元の解説)。

どんな走りにつながりますか?

ブレない走り、なんば走り、二軸走りといわれるような走りを、その場で獲得できるトレーニングです(元の解説)。

NEXT STEP

この感覚を、伝える側へ。

このトレーニングを、指導の現場で人に伝えているのが、一本歯下駄GETTAのインストラクターです。どんな人が、どんなふうに教えているのか。連載インタビューで読めます。

一本歯下駄を手に、笑顔で話す中村友梨香さん連載 第1回M高史の一本歯下駄インストラクターインタビュー一本歯下駄で『現役時代の走る感覚』が伝えやすく!北京五輪マラソン代表・中村友梨香さんインタビューを読む

「一本歯下駄インストラクターは本当に幅広く使えるもので、1回学んでみると自分の現場とリンクするものがあると思います」

中村友梨香さん(一本歯下駄インストラクターS級)

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