04.07
一本歯下駄左右連動ゆっくりパンチ
一本歯下駄で行う、左右連動のゆっくりパンチです。片方の手を引くと、逆の手が勝手に出る。踵を踏むと、逆の膝が勝手に出る。上半身と下半身を連動させるトレーニングのうち、特に上半身の動きに着目したトレーニングです。動画では、一本歯下駄インストラクターの宮崎智宏さんが教えています。
この練習のめやす
- 種目
- 左右連動ゆっくりパンチ上半身の動きに着目
- スタート
- 右足はつま先、膝を前に右手を前、左手はぐっと後ろ
- 動き
- 引くと、逆が出る踵を踏むと、逆の膝が出る
- ポイント
- ゆっくり引ききる・踵に体重をかける
動画の見どころ
- 上半身と下半身の連動。特に上半身
- 足は肩幅より少し狭く
- 右足はつま先をつけ、膝を前に
- 右手を前、左手をぐっと後ろに
- スタートポジション
- 引くと、逆の手が出る
- 引ききらないと、前に倒れる
- 自分の手が滑車だと思って
- 体は横に開いていい
- ゆっくりやることで
この記事の要点
- 一本歯下駄を履いて、足は肩幅より少し狭く。右足はつま先をつけて膝を前に出し、右手を前、左手をぐっと後ろに。これがスタートポジションです。
- ここから右手を引くと、勝手に左手が出る。右足の踵を踏むと、勝手に逆の膝が出る。これを、ゆっくりくり返します。
- 引いている手をしっかり引ききることと、踵が着いているほうの踵に体重をかけることを意識します。ゆっくりやることで、右手と左手の関係を体に覚え込ませられます。
01
やり方:5つのステップ引くと、逆が出る
写真は動画の場面です。動画では、一本歯下駄インストラクターの宮崎智宏さんが説明し、聞き手の川原周剛さんもいっしょに行っています。動画と見比べながら、ひとつずつ進めてください。
足は
肩幅より、 少し 狭く 一本歯下駄を履いて、足を肩幅ぐらい、肩幅より若干狭いくらいに開いて立ちます。

片足はつま先をつけて、膝を前に(動画 1:57) 右足は
つま先を つけて、 膝を 前に 右足のつま先をつけて、膝を前に出します。
右手を
前、 左手は ぐっと 後ろに 手は、右手を前に出して、左手を引きます。左手は、ぐっと後ろに。これがスタートポジションです。
引くと、
逆の 手が 出る ここから右手を引くことで、勝手に左手が出ます。右足の踵を踏むことで、勝手に逆の膝が出ます。これを、ゆっくりくり返します。
ここが大事引いているほうの手をしっかり引くことと、踵が着いているほうの踵に体重をかけることを意識します。

引ききって、押し出しきる(動画 2:21) 引ききって、
押し出しきる 慣れてきたら、体は横に開いてしまってかまいません。引く手は引ききって、前に出た手は前に押し出しきります。ゆっくり引くことで、逆の手が出ます。
安全のために
- 一本歯下駄に乗るのが初めての方は、壁や手すりなど、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。立ち方・歩き方は一本歯下駄GETTAでの歩き方で確認できます。
- 平らで滑りにくい床で行います。
- 引ききらないと、前に倒れてしまいます。ゆっくり行いましょう。
02
うまくいく5つのコツゆっくり、引ききる
- ゆっくり速く適当にやらず、ゆっくり行います。
- しっかり
引ききる 引いている手を、しっかり引ききります。 - 踵に
体重 踵が着いているほうの踵に、体重をかけます。 - 手は
滑車 自分の手が滑車だと思って。どちらかを引いたら、逆が出ます。 - 膝が
出ている 横から見ると、膝が出ているほうが前です。ほうが 前
03
よくある間違いと直し方引ききらないと、前に倒れる
ありがち速く、適当にやってしまう
こうするゆっくりやることで、右手と左手の関係を体に覚え込ませます。
ありがち引ききらずに、前に倒れてしまう
こうする引いているほうの手を、しっかり引ききります。
ありがち体重が前にかかる
こうする踵が着いているほうの踵に、体重をかけます。
ありがち出す手を、自分で出そうとする
こうする片方を引けば、逆の手は勝手に出ます。手は滑車です。
ありがち体を正面に向けたままにする
こうする慣れてきたら、体は横に開いてかまいません。引ききって、押し出しきります。
自分の手が、 滑車だと 思ってください。動画より
04
なぜ「ゆっくり」なのか右手と左手の関係を、体に覚え込ませる
スポーツをしている人に、どんな効果がありますか。川原さんの問いかけに、宮崎智宏さんはこう答えています。前後するだけなので、速く適当にやろうと思えばできてしまう。ゆっくりやることで、こっちの手を引いて、逆の手が出るという、右手と左手の関係を体に覚え込ませることができる。だから、反射的に動く動きが上手になる、と。
Aを
- A 自分でやる片方の
手を、 B 勝手に起きる逆のゆっくり 引く 手が、 勝手に 出る - A 自分でやる踵を
踏む B 勝手に起きる逆の膝が、 勝手に 出る
動画の説明では「右半身から左半身に力が伝わるように」「脱力することで力が入るが身につく」としています。腕を動かす肩のしくみは getta.jp の肩関節図鑑で、体をひねる動きは回旋と抗回旋のトレーニングで、くわしく読めます。
05
慣れてきたら:レベルアップゆっくりから、引ききって
- 1その
場で、 まずはここゆっくり - やること
- 右手を引いて左手が出る。右足の踵を踏んで、逆の膝が出る。
- できた目安
- 前に倒れずに、ゆっくりくり返せる。
- 2左右を
逆に 慣れてきたら- やること
- 今度は逆。出ている手をゆっくり引きながら、逆の手を出す。
- できた目安
- どちらを引いても、逆が出る。
- 3体を
横に 続ける開いて - やること
- 体は横に開いていい。引ききって、前に押し出しきる。
- できた目安
- ゆっくり引くことで、逆の手が横にぐっと出る。
06
いろいろなスポーツへ反射的に動く動きへ
川原さんは、ゆっくりやることが非常に難しく、これが大事なのかなと思った、と話しています。引くことによって前に出る、踵を踏むことによって出る、という考えは、これまであまりなかった。小さい頃からやることで、動きが身について、スムーズになるのかな、とも話しています。
宮崎智宏さんが教える、ほかのトレーニングはトロッティングや、開脚が柔らかくなるトレーニングで読めます。
07
よくある質問
スタートポジションは?
足は肩幅ぐらい、肩幅より若干狭いくらいに開いて立ちます。右足のつま先をつけて膝を前に出し、右手を前に、左手はぐっと後ろに引きます。
速くやってはいけませんか?
前後するだけなので、速く適当にやろうと思えばできてしまいます。ゆっくりやることで、右手と左手の関係を体に覚え込ませることができる、と宮崎智宏さんは話しています。
前に倒れてしまいます。
引ききらないと、前に倒れてしまいます。引いているほうの手をしっかり引くことと、踵が着いているほうの踵に体重をかけることを意識してください。
どんなことが身につきますか?
右手と左手の関係を体に覚え込ませることで、反射的に動く動きが上手になる、と宮崎智宏さんは話しています。動画の説明では「右半身から左半身に力が伝わるように」「脱力することで力が入るが身につく」としています。
NEXT STEP
この感覚を、伝える側へ。
このトレーニングを、指導の現場で人に伝えているのが、一本歯下駄GETTAのインストラクターです。どんな人が、どんなふうに教えているのか。連載インタビューで読めます。
連載 第1回M高史の「一本歯下駄インストラクターは
中村友梨香さん本当に 幅広く 使える もので、 1回学んで みると 自分の 現場と リンクする ものが あると 思います」 (一本歯下駄 インストラクターS級)
インストラクター認定講座では、一本歯下駄を使ったトレーニング理論と実践メソッドを、短期間で体系的に学べます。
インストラクター認定講座を見る資格の内容と取得の流れ(instructor.getta.jp)連載の一覧を見るコメント
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2026年 10月 29日トラックバック:一本歯下駄達人への道 第10話



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