2022
04.06
[seo-v1] 一本歯下駄GETTAでの123ステップ腿上げ、腿上げ歩行|ARUCUTO(getta.boy.jp)

一本歯下駄GETTAでの123ステップ腿上げ、腿上げ歩行|指導者・保護者のための教え方

一本歯下駄トレーニング, 一本歯下駄の基本

一本歯下駄の「123ストップ腿上げ」と「123腿上げ歩行」を、選手や子どもに教える立場の方に向けてまとめました。見るところは、1・2・3で止まれるかどうか。ちょっとでも姿勢が悪いと、止まれないからです。動画では、北京五輪マラソン代表の中村友梨香さんが教えています。

監修 宮崎要輔(一本歯下駄GETTA開発者)公開 更新 動画 3分47秒

この練習のめやす

この記事は
教える方に指導者・保護者向け
見るところ
3で止まれるか止まれない=姿勢を見直す
順番
リズムよく → ゆっくりストップ腿上げから、歩行へ
声かけの軸
体の真下に歯前すぎず、後ろすぎず
動画「一本歯下駄GETTAでの123ステップ腿上げ、腿上げ歩行」(3分47秒/一本歯下駄情報チャンネル)

動画の見どころ

  1. 2種類を紹介
  2. 1種類目:123ストップ腿上げ
  3. 123腿上げ歩行
  4. 上に弾む姿勢
  5. 共通して、姿勢が大切
  6. 止まるところは、姿勢が悪いと止まれない
  7. 体の真下に歯。ちょうどいいところに体重を
  8. まずはリズムよく、慣れたらゆっくり
  9. 正しいフォームで、ゆっくり

この記事の要点

  1. 見るところは、1・2・3で止まれるかどうか。止まるところは、ちょっとでも姿勢が悪いと止まれません。止まれたかどうかが、そのまま姿勢の目安になります。
  2. 止まれないときの声かけは「体の真下に、歯がしっかりつくように」「前すぎず、後ろすぎず、ちょうどいいところに体重を」。はまったときに、1・2・3で止まれます。
  3. 教える順番は、簡単な「123ストップ腿上げ」から。慣れてきたら、ずっと難しい「123腿上げ歩行」へ。速さより、正しいフォームでゆっくり身につけることを大事にします。
目次
  1. 01教える前に:ねらい
  2. 02教える順番:5つのステップ
  3. 03伝わる声かけ
  4. 04見るポイントと直し方
  5. 05段階の見きわめ方
  6. 06選手・子どもに伝えたいこと
  7. 07よくある質問

01

教える前に:「止まる」で姿勢を見る止まれるかどうかが、目に見える目安

腿上げで大事なのは、上に弾む姿勢を正しく取ること。ほかに何かありますか、という聞き手の川原周剛さんの問いかけに、中村さんは「共通して、姿勢は大切」と答え、こう続けています。1・2・3で止まる。止まるところは、ちょっとでも姿勢が悪いと、止まれない。

Aを行うと、Bが起こる

  1. A 本人がやる体の真下に歯をつけ、ちょうどいいところに体重を乗せるB 勝手に起こる1・2・3で、ぴたっと止まれる
  2. A 本人がやる姿勢がくずれたまま、腿上げをするB 勝手に起こる1・2・3で、止まれない
動画での中村さんの話より。教える側は、止まれたかどうかを見ます。

教える側にとって、止まれたかどうかは目に見える目安です。「姿勢をよくして」と言葉で伝えるより、止まれたか、止まれなかったかを一緒に確かめるほうが、本人にも分かりやすくなります。

02

教える順番:5つのステップリズムよくから、ゆっくりへ

写真は動画の場面です。動画での中村さんの話をもとに、教える順番に並べました。「 」の中は、動画で実際に話している言葉です。

  1. 一本歯下駄を履いて、リズムよく腿上げをしながら進む
    123ストップ腿上げからいきます(動画 0:40)

    まずは「123ストップ腿上げ」から

    一本歯下駄を履いて、リズムよく腿上げをしながら進んでもらいます。2つの種目のうち、こちらのほうが簡単です。

  2. 片足の歯で立ち、もう片方の腿を上げたまま止まる
    1・2・3で止まる(動画 0:46)

    1・2・3で止まれたかを見る

    1、2、3で止まります。片足の歯で立ち、もう片方の腿は上げたまま、ぴたっと止まれたかを見ます。

  3. 中村友梨香さんが一本歯下駄で片足立ちになり、腿を上げて説明する
    はまったときに、1・2・3で止まれる(動画 2:13)

    止まれないときは「体の真下に、歯がしっかり」

    止まるのは難しいので、止まれないのは当たり前です。「自分の体の真下に、歯がしっかりついていって」「前すぎず、後ろすぎず、ちょうどいいところに体重を乗せていく」と伝えます。

  4. ゆっくり歩きながら、一本歯下駄で腿上げをする
    123腿上げ歩行(動画 1:02)

    慣れてきたら「123腿上げ歩行」へ

    今度は、ゆっくり歩きながら腿上げをしてもらいます。ゆっくり歩行で行うほうが、ずっと難しい種目です。

  5. 後ろに行ってしまったら「位置を探りながら」

    中村さん自身も、やってみて後ろに行ってしまい、何度かやり直したそうです。「自分の一番いい体重の乗せる位置を、探りながらやってみてください」と話しています。

    伝えたいこと止まれないのは、失敗ではありません。体重を乗せる位置を探している途中です。

安全のために

  • 一本歯下駄に乗るのが初めての方は、壁や手すりなど、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。立ち方・歩き方は一本歯下駄GETTAでの歩き方で確認できます。
  • 平らで滑りにくい床で行います。
  • 止まりきれないときは、上げた足を下ろして立て直してもらいます。慣れるまでは、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。

03

伝わる声かけ:動画の言葉からはまったときに、止まれる

  • 「1・2・3で止まる」止まれたかどうかを、本人と一緒に確かめます。
  • 「自分の体の真下に、歯がしっかり」歯がつく位置を、体の真下に。
  • 「前すぎず、後ろすぎず」ちょうどいいところに、体重を乗せていきます。
  • 「まずはリズムよく」リズムよく行うほうから。慣れてきたら、ゆっくりのほうも。
  • 「探りながら」自分の一番いい体重の乗せる位置を、探りながら。

04

見るポイントと直し方止まれないのは、姿勢のサイン

  • ありがち3で止まれない

    こうする姿勢を見直すサインです。体の真下に、歯がつくように伝えます。

  • ありがち止まるときに、後ろに行ってしまう

    こうする前すぎず、後ろすぎず。体重を乗せる位置を、探りながら続けてもらいます。

  • ありがちいきなり、ゆっくり歩行から始める

    こうするまずは、リズムよく行う123ストップ腿上げから。

  • ありがち速さばかりを求める

    こうする正しいフォームで、ゆっくり身につけることを大事にします。

  • ありがち上に弾まず、前に倒れながら進む

    こうする上に弾む姿勢を、正しく取ることを伝えます。

ちょっとでも姿勢が悪いと、止まれないんですね。動画より

05

段階の見きわめ方次に進むのは、止まれるようになってから

  1. 1123ストップ腿上げまずはここ
    伝えること
    リズムよく腿上げして、1・2・3で止まる。
    次に進む目安
    片足の歯で、ぴたっと止まれる。
  2. 2123腿上げ歩行慣れてきたら
    伝えること
    ゆっくり歩きながら、腿上げをする。
    次に進む目安
    後ろに行かずに、止まれる。
  3. 3正しいフォームで続ける
    伝えること
    速さより、正しいフォームで、ゆっくり。
    次に進む目安
    体重を乗せる位置が、本人にわかってくる。

もっと知りたい方へ

動画の説明には「着地時の股関節に乗る感覚」「地面を捉えて押す感覚」とあります。股関節のしくみや、体が姿勢を保つしくみ(姿勢制御戦略と一本歯下駄)は、getta.jp でくわしく読めます。

06

選手・子どもに伝えたいこと正しいフォームで、ゆっくり

速くやることも大切だけれど、正しいフォームでゆっくり身につけることが、非常に大事なのだと改めて思った。サッカー出身の川原さんは、こう話しています。

陸上の世界の動きを、ほかのスポーツをする人もしっかり取り入れていけば、さらなる成長が期待できる、とも話しています。自分で取り組むときの手順は、やり方編にまとめています。体幹の使い方をもっと知りたい方は、getta.jp の体幹トレーニング大図鑑もどうぞ。

動画で教えているのは

北京五輪マラソン代表の中村友梨香さんです。一本歯下駄インストラクターとしての話は、連載インタビューで読めます。

07

よくある質問

2つの種目、どちらから教えますか?

123ストップ腿上げのほうが簡単で、ゆっくり歩きながら行う123腿上げ歩行のほうが、ずっと難しい種目です。まずはリズムよく行うほうから始め、慣れてきたらゆっくりのほうも、と中村友梨香さんは話しています。

止まれない子には、どう声をかけますか?

「自分の体の真下に、歯がしっかりついていって」「前すぎず、後ろすぎず、ちょうどいいところに体重を乗せていく」と伝えます。はまったときに、1・2・3で止まれます。

なぜ「止まる」を見るのですか?

止まるところは、ちょっとでも姿勢が悪いとできないからです。止まれたかどうかが、そのまま姿勢の目安になります。

自分で取り組むときのやり方は?

自分で取り組むときの5つのステップは、一本歯下駄GETTAで行う123ストップ腿上げ(やり方編)にまとめています。

NEXT STEP

この感覚を、伝える側へ。

このトレーニングを、指導の現場で人に伝えているのが、一本歯下駄GETTAのインストラクターです。どんな人が、どんなふうに教えているのか。連載インタビューで読めます。

一本歯下駄を手に、笑顔で話す中村友梨香さん連載 第1回M高史の一本歯下駄インストラクターインタビュー一本歯下駄で『現役時代の走る感覚』が伝えやすく!北京五輪マラソン代表・中村友梨香さんインタビューを読む

「一本歯下駄インストラクターは本当に幅広く使えるもので、1回学んでみると自分の現場とリンクするものがあると思います」

中村友梨香さん(一本歯下駄インストラクターS級)

インストラクター認定講座では、一本歯下駄を使ったトレーニング理論と実践メソッドを、短期間で体系的に学べます。

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