04.02
一本歯下駄で蹴らない走りと重心を身に付けるスクワット
一本歯下駄GETTAで行うスクワットです。筋トレとしてではなく、チームの練習前やトレーニング前に行って、トレーニングの効果を上げるためのスクワット。蹴る走りから、地面を押す走り、弾む走りへ。
この練習のめやす
- 回数
- 5回+3回腕を伸ばして5回、手を骨盤に当てて3回
- タイミング
- 練習の前ダッシュ・スプリント系の前、試合前にも
- ポイント
- 歯で立つつくなら踵。つま先はNG
- 道具
- 一本歯下駄GETTA両足に履いて行う
動画の見どころ
- GETTAで行うスクワット
- 踵への体重のかけ方を覚える
- 歯だけで立つ
- つくなら踵、つま先はNG
- 手を横に伸ばす
- 椅子があるイメージでしゃがむ
- 中指を骨盤に当てる
- 横から見ると、背中がしなる
- 下駄を脱いで走ってみる
- 練習前・試合前に
この記事の要点
- 一本歯下駄GETTAを履き、肩幅より少し広く、歯だけで立ちます。歯一本で難しくなったら、つくのは踵。つま先がつくのはNGです。
- 手を横に伸ばし、後ろに椅子があるイメージでしゃがんで5回。次に、中指を骨盤に当て、肘を真横に張って3回。膝は前に出しません。
- 練習や試合の前に行うと、走ったときに重心が勝手に前へ移動する感覚に。蹴る走りから、地面を押す走り、弾む走りへ(元の解説)。
01
やり方:8つのステップ立ち方、しゃがみ方、手の形
写真は動画の場面です。動画では、開発者の宮崎要輔が、サッカー出身の川原周剛さんに教えています。動画と見比べながら、ひとつずつ進めてください。

下駄の歯だけで立つように(動画 1:50) 肩幅より
少し 広く、 歯だけで 立つ 一本歯下駄GETTAを履いて、肩幅よりちょっと広めに立ちます。まずは、歯1本にしっかり立つことが大事です。前側のつま先も、地面につかないようにします。

ポイント「地面に踵はつけてOK,つま先はNG!」(動画 2:03) つくなら
踵。 つま先は NG 歯一本で支えるのが難しくなったら、つま先側ではなく、踵をつきます。つま先がつくのはダメです。
ただし、なるべく歯だけで立てるようにしましょう。

手を横に伸ばしながら(動画 2:14) 手を
横に 伸ばし、 手から ビームを 飛ばす 両手を横に伸ばし、手からビームを飛ばすようにまっすぐ伸ばします。

沈んだ状態(動画 2:32) 後ろに
椅子が ある イメージで、 しゃが む。 5回 その状態でスクワットをします。膝は前に出ないように。後ろに椅子があると思って、椅子に座りに行くようにしゃがみます。胸とおへそはまっすぐ正面へ。
動画では5回行っています。
ここが大事膝を前に出さず、お尻を後ろの椅子へ。しゃがんでも、つま先は地面につけません。

この状態で(動画 4:24) 中指を
骨盤の 骨に。 肘は 真横 次は手の形を変えます。中指だけを骨盤の骨に当て、ほかの指はつけずに、指をぴーんと伸ばします。
肘は真横に。肩と肘をそろえ、肘が後ろにいかないようにします。胴体と肘の間に空間ができるよう、胸郭を外へ広げます。

お尻下げて(動画 4:36) 顔は
正面。 お尻を 下げて、 3回 顔は正面のまま、膝が前に出ないように、お尻を下げてスクワットします。動画では3回。「こっちのほうが難しい」と話しています。

背中がしっかりしなって(動画 5:06) 横から
見ると、 背中が しなる 横から見ると、この手の形で背中がしっかりしなります。腰の空間と、肩の空間。2つの空間ができて、より難しいスクワットになります。
踵はなるべくつかないように。ただ、つま先がつくよりも、踵がつく方がいいです。

ランニングしてみてください(動画 6:26) 下駄を
脱いで、 走ってみる 終わったら、下駄を脱いで走ってみましょう。動画では「自分の重心が勝手に移動する」「前に前にっていう感じが、力を入れなくても」。
安全のために
- 一本歯下駄に乗るのが初めての方は、壁や手すりなど、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。立ち方・歩き方は一本歯下駄GETTAでの歩き方で確認できます。
- 平らで滑りにくい床で行います。
- 歯一本で立つのが難しいときは、誰かにつかまって行ってもかまいません(動画より)。
02
うまくいく5つのコツ歯で立ち、椅子に座りに行く
- 歯で
立つ 下駄の歯だけで立ちます。前側のつま先も地面につけません。 - つくなら
踵 歯一本で難しくなったら、踵をつきます。つま先がつくのはNG。 - 椅子に
座りに 膝は前に出さず、後ろに椅子があるイメージでしゃがみます。行く - 胸とおへそは
正面 顔も正面のまま、まっすぐしゃがみます。 - 2つの
空間 中指を骨盤に当てたスクワットでは、腰の空間と肩の空間をつくります。
03
よくある間違いと直し方膝と、つま先
ありがち膝が前に出る
こうする後ろに椅子があると思って、お尻を下げます。
ありがちつま先が地面についてしまう
こうするつくなら踵。つま先はNGです。
ありがち肘が後ろに引けている
こうする肘は真横。肩と肘をそろえます。
ありがち筋トレとして回数を重ねる
こうする練習や試合の前に、トレーニングの効果を上げるために行います。
ありがち歯一本で立てず、やめてしまう
こうする誰かにつかまってもかまいません。ついても、すぐ離すようにします。
つま先ではなく、つくなら踵。動画より
04
なぜ蹴らない走りになるのか踵への体重のかけ方を、体が覚える
動画では、GETTAでスクワットをすることで、踵への適切な体重のかけ方を覚え、踵を踏む動作や重心を身につける、と話しています。
Aを
- A 自分でやる歯で
立ち、 B 勝手に起きる踵へのつくなら 踵で スクワット 適切な 体重の かけ方を 覚える - A 自分でやる練習の
前に、 B 勝手に起きる走ると、この スクワット 重心が 勝手に 前へ 移動する
動画では、このスクワットで「身体の重心位置と、足の正しい接地」が身につき、走るときの感覚が変わる、と話しています。走ってみると「もっと距離を走りたくなりますね」。
元の解説では、蹴る走りから、地面を押す走り、弾む走りになる、としています。
05
慣れてきたら:レベルアップ腕を伸ばして、手を骨盤へ、そして練習前の習慣へ
- 1腕を
伸ばして まずはここ5回 - やること
- 歯だけで立ち、手を横に伸ばして、椅子に座りに行くように5回。
- できた目安
- つま先をつけずに、しゃがんで戻れる。
- 2手を
骨盤に 難しい方3回 - やること
- 中指を骨盤の骨に当て、肘を真横に。お尻を下げて3回。
- できた目安
- 背中がしなり、腰と肩に空間ができる。
- 3練習の
前に 習慣に- やること
- チームでの練習前、ダッシュ系・スプリント系のトレーニング前、試合前のルーティンに。
- できた目安
- 走ると、重心が勝手に前へ移動する。
06
競技へのつながり押す走り、弾む走り、疲れない走り
継続することで骨盤が立っていき、スピードが出る上体の角度の獲得が期待できます。疲れない走りのための着地感覚も身についていきます(元の解説)。
一本歯下駄でのスクワットは、チームでの練習前や、ダッシュ系・スプリント系のトレーニング前に行うと効果的です。試合前のルーティンに取り入れる選手も多いトレーニングです(元の解説)。
動画でも、スクワットは筋トレのイメージがあるけれど、練習前・試合前に行うことで効果が上がったり、試合でのパフォーマンスを上げるために行うのがいい、と話しています。走るのがしんどい、から、勝手に移動してくれる感覚へ。
07
よくある質問
何回やればいいですか?
動画では、手を横に伸ばして5回、中指を骨盤に当てて3回行っています。筋トレとしてではなく、練習や試合の前に、トレーニングの効果を上げるために行います。
歯一本で立てません。
つくなら踵です。つま先がつくのはダメです。難しい場合は誰かにつかまってもかまいません。「歯一本ではできないから、もうやめとこ」ではなく、ついてもすぐ離すようにして続けます。
いつやるのがいいですか?
チームでの練習前や、ダッシュ系・スプリント系のトレーニング前に行うと効果的です。試合前のルーティンに取り入れる選手も多いトレーニングです(元の解説)。
走りは、どう変わりますか?
元の解説では、蹴る走りから、地面を押す走り、弾む走りになる、としています。動画では走ったあと「自分の重心が勝手に移動する」「前に前にっていう感じが、力を入れなくても」と話しています。
NEXT STEP
この感覚を、伝える側へ。
このトレーニングを、指導の現場で人に伝えているのが、一本歯下駄GETTAのインストラクターです。どんな人が、どんなふうに教えているのか。連載インタビューで読めます。
連載 第1回M高史の「一本歯下駄インストラクターは
中村友梨香さん本当に 幅広く 使える もので、 1回学んで みると 自分の 現場と リンクする ものが あると 思います」 (一本歯下駄 インストラクターS級)
インストラクター認定講座では、一本歯下駄を使ったトレーニング理論と実践メソッドを、短期間で体系的に学べます。
インストラクター認定講座を見る資格の内容と取得の流れ(instructor.getta.jp)連載の一覧を見るコメント
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