2022
04.06
[seo-v1] ランナーの覚醒者続出。体幹をより長く使えるためのトレーニング|ARUCUTO(getta.boy.jp)

ランナーの覚醒者続出。体幹をより長く使えるためのトレーニング

一本歯下駄トレーニング, 一本歯下駄の基本, 一本歯下駄レビュー

アジリティアップの要、中丹田トレーニングです。高重心の習得に効果的です(元の解説)。一本歯下駄で、みぞおちから足を引き上げる感覚を身につけ、体幹をより長く使えるようにします。開発者の宮崎要輔が、サッカー出身の川原周剛さんと一緒に行います。

監修 宮崎要輔(一本歯下駄GETTA開発者)公開 更新 動画 15分49秒

この練習のめやす

回数
10秒×約5本その場→前へ→後ろへ→その場
手の形
小指だけ強く親指は伸ばし、他の指は軽く
ポイント
みぞおちから手の上げ下げで足が上がる
道具
一本歯下駄高い下駄だと感覚をつかみやすい
動画「ランナーの覚醒者続出。体幹をより長く使えるためのトレーニング」(15分49秒/一本歯下駄情報チャンネル)

動画の見どころ

  1. 海外の選手と日本人選手、どこが違う?
  2. 重心を高くするためのトレーニング
  3. 中丹田は、みぞおちにある感覚
  4. 帯とネクタイ。文化と重心
  5. 小さい下駄と高い下駄
  6. 足の力ではなく、中丹田から引き上げる
  7. みぞおちまである大腰筋
  8. 小指を強く握り、親指を伸ばす
  9. 手から糸を飛ばし、壁を引き上げる
  10. 手の上げ下げで足が上がる
  11. 10秒その場、前へ、後ろへ。5本
  12. 手を下げて、走る動きへ
  13. やってみた感想
  14. 横の動きも、すっと
  15. 毎日やってほしいトレーニング

この記事の要点

  1. 一本歯下駄を履いて足踏み。足の力で上げるのではなく、みぞおち(中丹田)から引き上げます。小指だけ強く握り、親指を伸ばし、手から壁に糸を飛ばして引き上げるように手を上げ下げします。
  2. 手の上げ下げで足踏みが起きるのが大事です。膝はあまり曲げずに。10秒その場、前へ、後ろへ、またその場を、5本ほど。慣れたら手を下げて、走る動きにつなげます。
  3. 中丹田を鍛えると重心が高くなり、踏ん張らなくてもすっと動ける、と動画で話しています。相手に読まれない一瞬の動きや、速く走るための動きにつながります。
目次
  1. 01やり方:7つのステップ
  2. 02うまくいく5つのコツ
  3. 03よくある間違いと直し方
  4. 04なぜ「中丹田」なのか
  5. 05慣れてきたら:レベルアップ
  6. 06サッカーと走りへのつながり
  7. 07よくある質問

01

やり方:7つのステップ足ではなく、みぞおちから引き上げる

写真は動画の場面です。動画と見比べながら、ひとつずつ進めてください。

  1. 小さい一本歯下駄と高い一本歯下駄を、両手に持って見せる
    どっちの下駄でも(動画 4:28)

    一本歯下駄を履いて、足踏みしてみる

    動画では、小さい下駄と高い下駄の2種類を用意しています。どちらの下駄でもトレーニングはできますが、高い下駄のほうが中丹田の感覚をつかみやすいので、動画では高い下駄で行っています。両足に履いて、まずは足踏みをしてみましょう。

  2. 宮崎要輔が、一本歯下駄を履いた川原周剛さんのみぞおちに手を当てる
    中丹田から引き上げていく感覚が(動画 5:01)

    足の力ではなく、中丹田から引き上げる

    普通に足踏みをするときは、右足の力で右足を上げ、左足の力で左足を上げる。足の力で、ついつい上げがちです。

    高重心を手に入れるためには、中丹田から引き上げていく感覚が大事です。中丹田は、みぞおち(写真で宮崎が手を当てているところ)にある感覚です。

  3. 両腕を前に出し、小指を強く握って親指を伸ばした手の形
    ポイント「小指だけを強く握る」「親指を伸ばす」(動画 6:22)

    小指だけ強く握り、親指を伸ばす

    小指だけを強く握り、他の指は軽く握ります。小指は、体がつながりやすくなっています。

    親指は伸ばします。親指を伸ばすことで、肩甲骨、肩がしっかりと動くようになります。他の指まで強く握ってしまうと、体の連結は落ちてしまいます。

  4. 宮崎要輔が川原周剛さんの腕を持ち、胸の高さから上へ引き上げる向きを伝える
    目の高さに上げます(動画 7:12)

    手から糸を飛ばし、その壁を引き上げる

    この状態で、手から糸をピーンと飛ばすように、壁に糸を飛ばします。しっかり飛ばせていたら、上から押されても腕は落ちません。

    飛ばした糸で、突き破った壁を引き上げる感覚で。胸の高さから目の高さへ、右手、左手と上げていきます。

  5. 手の上げ下げに合わせて、一本歯下駄で足踏みをする
    ポイント「手の上げ下げで足が上がる」(動画 7:46)

    手の上げ下げで、足踏みが起きる

    手の上下運動によって、みぞおちから足が上がっていきます。手の上げ下げで中丹田が活性化され、大腰筋に引っ張られて骨盤が上がり、足が上がる。手の動きによって足踏みが起きていることが大事です。

    スピードを上げていきましょう。みぞおちから釣り糸が出ていて、それが上に引き上げられることで下駄が上がる意識で。最後は10秒、全力で速く。

    ここが大事ポイント「膝が曲がらないように」。足の力で上げようとすると、膝が曲がって足が上がってしまいます。中丹田から上げると、腰がグッと動きます。

  6. 手の上げ下げを続けたまま、細かく前に進む
    前に進みます(動画 10:00)

    その場10秒、前へ、後ろへ。5本ほど

    10秒その場で速く。そのまま、ラダーをするように細かく前に進み、また細かく後ろに下がり、また10秒その場。これを、だいたい5本ほど行います。

    下駄が蹴られるのではなく、弾むように。ホッピングのバネになったように、下駄がどんどん弾んでいきます。

  7. 下駄を脱ぎ、腕を下げた走る格好で、細かく速く足を動かす
    ぐーっと早く早く(動画 12:42)

    手を下げて、走る動きへ

    中丹田が活性化してきたら、だんだんと手を下げていきます。低い位置から、下から上へ。普段の走る格好で、下から上にエネルギーを持っていく感覚を養います。

    感覚がつかめたら、腕を徐々に下げて、実際の走る動きに生かしていきましょう。動画では、下駄を脱いで、細かい動きを速く行っています。

安全のために

  • 一本歯下駄に乗るのが初めての方は、壁や手すりなど、すぐにつかまれる場所の近くで行いましょう。立ち方・歩き方は一本歯下駄GETTAでの歩き方で確認できます。
  • 平らで滑りにくい床で行います。
  • 速く動くときは、周りに人や物がない場所で。はじめはゆっくりから始めましょう。

02

うまくいく5つのコツ足ではなく、みぞおち

  • 小指だけ強く握る他の指は軽く。小指は、体がつながりやすくなっています。
  • 親指を伸ばす肩甲骨、肩がしっかり動くようになります。
  • 壁を引き上げる手から壁に糸を飛ばし、胸の高さから目の高さへ引き上げる。
  • 手の上げ下げで足が上がる足の力ではなく、手の動きで足踏みが起きるように。
  • 下駄を弾ませる下駄を蹴るのではなく、バネのように弾ませる。

03

よくある間違いと直し方足の力で、上げてしまう

  • ありがち足の力で足を上げている

    こうするみぞおち(中丹田)から引き上げる感覚で。手の上げ下げで足踏みを起こします。

  • ありがち膝が曲がって足が上がる

    こうする中丹田から上げると、膝はあまり曲がりません。腰がグッと動きます。

  • ありがち手を全部強く握っている

    こうする小指だけ強く。他の指まで強く握ると、体の連結が落ちてしまいます。

  • ありがち下駄で床を蹴っている

    こうする蹴るのではなく、下駄が弾むように。

  • ありがちすぐに手を下げて走る

    こうする中丹田が活性化してから、だんだんと手を下げていきます。

あくまでも、みぞおちから引き上げる。動画より

04

なぜ「中丹田」なのか重心の位置が、日本と海外の差

動画では、海外の選手と日本人選手の違いを、重心の位置だと話しています。日本人選手は、下の方の重心で、踏ん張るような位置で、足で動いているイメージ。海外の選手は、重心の位置が高く、高い位置から動いている。

でも、重心を高くしろと言われても、言葉にできない感覚で難しい、と川原さんも話しています。中丹田トレーニングを続けることで、重心が高くなり、相手をドリブルで抜き去るときの一瞬の動きや、速く走るための動きがよくなっていく、と宮崎は話しています。

丹田というと、おへその下を思い浮かべますが、それは下丹田。みぞおちのあたりを中丹田、額のところを上丹田とよびます。中丹田・上丹田は、いまは武術など一部の世界でしか使わない言葉になっています。

動画では、昔の子どもは、腰ではなく、みぞおちのあたりで帯を巻いていて、それで中丹田が使えるようになっていた、と話しています。いまはそこに何かを巻くことがないので、中丹田の感覚がなくなってきている。だから意識的にトレーニングをして、育てていかなければいけない。海外では、首元でネクタイを巻く文化があるので、高重心の感覚を養いやすい。その文化の差を、トレーニングで突破していこう、と話しています。

Aをすると、Bが起きる

  1. A 自分でやる小指を強く握り、手の上げ下げで足踏みするB 勝手に起きる中丹田が活性化され、大腰筋に引っ張られて足が上がる
  2. A 自分でやるみぞおちから、下から上へ動くB 勝手に起きる踏ん張らなくても、すっと動ける
動画での宮崎要輔の話より。

大腰筋は、股関節の根元からみぞおちまである長い筋肉です。動画では、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉で、いわゆる体幹のなかでも一番重要な筋肉。ちゃんと発達すると、足も速くなり、リフティングやトラップも上手くなる、と話しています。せっかくみぞおちまであるのだから、みぞおちまで使えるようにする。それが、このトレーニングです。

05

慣れてきたら:レベルアップその場から、前後、そして走りへ

  1. 1その場で足踏みまずはここ
    やること
    小指を強く握り、手の上げ下げで足踏み。最後は10秒、全力で速く。
    できた目安
    膝をあまり曲げずに、みぞおちから足が上がる。
  2. 2前へ、後ろへ動画の流れ
    やること
    10秒その場、ラダーをするように前へ、後ろへ、また10秒その場。5本ほど。
    できた目安
    下駄を蹴らずに、弾むように進める。
  3. 3走る動きへ慣れてきたら
    やること
    だんだん手を下げ、普段の走る格好で、下から上へ。下駄を脱いでも。
    できた目安
    力を入れていないのに、速く動ける感覚がある。

元の解説より

ラダートレーニングなどの前に、必ず行いたいトレーニングです。

アジリティのトレーニングは、getta.jpのアジリティトレーニング大図鑑にまとめています。

06

サッカーと走りへのつながり踏ん張らなくても、すっと動ける

やってみて、手の振りが格段に速くなった、と川原さんは話しています。手が振られると同時に、みぞおちから足が前に持っていかれる。今までは、速く走ろうとしたら手の振りを頑張ったり、足を速く動かそう、蹴ろうと頑張っていたけれど、中丹田を鍛えると、力を入れていないのに速く動ける感覚があった、と。

宮崎は、高重心を養ったので、踏ん張らなくてもすっと動ける、と話しています。力を入れないということは、予備動作がないので、相手に読まれない動きになります。

宮崎が担当しているサッカー選手からも、ドリブルはテクニックや技術だと思っていたが、合理的な身体を身につけたら身につくものなんだ、ベースは実はこういうところにあるんだ、という声がある、と話しています。川原さんも、ボールを触ることももちろん大事だけれど、それ以前に、自分の身体をうまくボールに乗せていくこと、と話しています。

宮崎は、サッカーをはじめ、どの競技でも毎日やってほしいトレーニングだと話しています。こういう体の感覚は、毎日やっていくことで養ってもらえたら、と。

元の解説より

みぞおち感覚を手に入れることで、キックの感覚も変えていく。

07

よくある質問

中丹田とは、どこですか?

みぞおちのあたりにある感覚です。おへその下は下丹田、額のところは上丹田とよびます、と動画で説明しています。

なぜ小指だけを強く握るのですか?

小指は、体がつながりやすくなっているからです。親指を伸ばすことで、肩甲骨、肩がしっかり動くようになります。他の指まで強く握ると、体の連結が落ちてしまう、と動画で話しています。

どれくらいやればいいですか?

10秒その場、ラダーをするように前へ、後ろへ、また10秒その場。これをだいたい5本ほど、と動画で話しています。毎日やってほしいトレーニングだ、とも話しています。

どの下駄で行いますか?

小さい下駄でも高い下駄でもトレーニングできますが、高い下駄のほうが中丹田の感覚をつかみやすいので、動画では高い下駄で行っています。

NEXT STEP

この感覚を、伝える側へ。

このトレーニングを、指導の現場で人に伝えているのが、一本歯下駄GETTAのインストラクターです。どんな人が、どんなふうに教えているのか。連載インタビューで読めます。

一本歯下駄を手に、笑顔で話す中村友梨香さん連載 第1回M高史の一本歯下駄インストラクターインタビュー一本歯下駄で『現役時代の走る感覚』が伝えやすく!北京五輪マラソン代表・中村友梨香さんインタビューを読む

「一本歯下駄インストラクターは本当に幅広く使えるもので、1回学んでみると自分の現場とリンクするものがあると思います」

中村友梨香さん(一本歯下駄インストラクターS級)

インストラクター認定講座では、一本歯下駄を使ったトレーニング理論と実践メソッドを、短期間で体系的に学べます。

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