04.06
下駄体幹トレーニングで胸郭から足指を一本に繋ぐ
一本歯下駄で行う体幹トレーニングです。足指から胸郭まで、左右それぞれの軸をつくるので、2軸感覚が身についていきます。足指と大腰筋を同時に鍛え、胸郭が走るときに動かしやすくなります(元の解説)。
この練習のめやす
- 回数
- 上下20回横に10回、回して5回ずつ
- かたち
- 腕立て伏せ両手に一本歯下駄。肩の真下に手
- ポイント
- かかとが上足首はなるべく90度
- はじめは
- 回数を減らして上下5回、10回から
動画の見どころ
- 一本歯下駄で行う体幹トレーニング
- 固めるだけでなく、緩めることも
- 手に下駄をつけ、腕立て伏せの姿勢に
- 肩の真下に手があるように
- 片足を上下に。20回
- 踵が上になるように
- 横に開く。10回
- 時計回り・反対回りに5回ずつ
- 回数と順番
- みぞおちから足だと思って
- 実は全身のトレーニング
- 下駄を置いて、走ってみる
- 右足を上げたとき、右胸をのせる
この記事の要点
- 両手に一本歯下駄をつけ、肩の真下に手がくる腕立て伏せの姿勢になります。片足を、反対の足のかかとより少し上まで上げ、ゆっくり地面ぎりぎりまで下げる。これを20回。
- 上げた足は、かかとが上になるように、足首はなるべく90度に。続けて横に開いて10回、時計回り・反対回りに5回ずつ回します。足は、みぞおちから動かす意識で。
- 足指・足裏、大腰筋、胸郭まで鍛える全身のトレーニングです。胸の動きと骨盤が連動し、ブレのない走りにつながる、と動画で話しています。
01
やり方:7つのステップ腕立て伏せの姿勢で、片足を動かす
写真は動画の場面です。動画では、開発者の宮崎要輔の指導で、サッカー出身の川原周剛さんと、サッカー元フィリピン代表の大友慧さんが、ひとりは正面向き、ひとりは横向きで行っています。

この位置でいきましょう(動画 1:33) 両手に
一本歯下駄を つけ、 腕立て伏せの 姿勢に 両手に一本歯下駄をつけて、腕立て伏せの姿勢をとります。まず大切なのは、肩の真下に手があること。腕立て伏せの正しい位置と同じです。
お尻を上げすぎたり、下げすぎたりしないように。足は少し後ろに引いた位置で始めます。
ここが大事ポイント「肩の真下に手があるように」。

反対の足の踵より(動画 1:44) 片足を、
反対の 足の かかとより 少し 上へ まずは足を上下に動かします。片足だけ、足を上げてください。反対の足のかかとより、ちょっと上げるくらいです。

地面ギリギリ(動画 1:48) ゆっくり、
地面ぎりぎりまで 下げる。 20回 そこから、ゆっくりと地面ぎりぎりまで下げます。これを20回くり返します。ゆっくり行いましょう。

なるべくかかとは90度です(動画 2:25) かかとが
上に なるように。 足首は 90度 上げた足は、かかとがなるべく上になるように。もっとかかとをしっかりと上げます。足首は、なるべく90度です。
ここが大事ポイント「踵が上になるように」。動画でも何度もくり返している、足の大事なポイントです。
横に
開いて 10回。 回して 5回ずつ そのまま、今度は足を横に開きます。なるべくしっかり、ゆっくり開いて、10回。
続けて、時計回りに5回、反対回りに5回、足を回します。
足は、
みぞ おちから 動かす 上下に動かすときも、なるべく、みぞおちから足だと思ってください。膝で動かすのではなく、股関節で動かす。みぞおちから動かす意識が大切です。
足の裏からビームを出して、そのビームを壁に突き刺しているイメージを持つと、より効果的になります。片足ずつ、左右とも行いましょう。

下駄を置いて、ランニング(動画 5:41) 下駄を
置いて、 走ってみる 終わったら、一度下駄を置いて、ランニングしてみてください。軸がしっかりするのがわかると思います、と動画で話しています。
安全のために
- 平らで滑りにくい床で行います。手につけた一本歯下駄は、歯が床にしっかりつくように置きましょう。
- 最初はきついトレーニングです。回数を減らして行いましょう。手首や肩、腰に痛みがあるときは、無理をせずに中止します。
02
うまくいく5つのコツかかとを上に、みぞおちから
- 肩の
真下に 腕立て伏せの正しい位置と同じ。お尻は上げすぎず、下げすぎず。手 - かかとが
上 上げた足はかかとを上に。足首はなるべく90度。 - ゆっくり、
地面ぎりぎりまで 上げたら、ゆっくり地面ぎりぎりまで下げる。 - みぞ
おちから 膝ではなく股関節で。みぞおちから足だと思って動かす。足 - 足の
裏から 足の裏からビームを出して、壁に突き刺しているイメージ。ビーム
03
よくある間違いと直し方膝で、足を動かしてしまう
ありがち手が肩より前や後ろにある
こうする肩の真下に手がくるように。腕立て伏せの正しい位置と同じです。
ありがちお尻が上がりすぎる・下がりすぎる
こうするお尻を上げすぎたり、下げすぎたりしないように。
ありがち膝で足を動かしている
こうする股関節で動かします。みぞおちから足だと思って。
ありがちかかとが上を向いていない
こうするかかとをしっかり上げて、足首はなるべく90度に。
ありがち最初から回数を多くやる
こうする最初はきついので、上下5回、10回と回数を減らして始めます。
みぞおちから、 足だと 思って。動画より
04
なぜ一本歯下駄で体幹トレーニングをするのか固めるだけでなく、緩めることも
動画では、体幹トレーニングだけを普通に行ってしまうと、体をぎゅっと固めることはできるけれど、体を緩めることを忘れてしまう選手がけっこういる、と話しています。一本歯下駄と一緒にやることで、力もちゃんと入るし、力の緩め方もちゃんと持続できる、と。
実は、全身のトレーニングでもあります。かかとをしっかり上げることで、足指や足裏が鍛えられ、なおかつ大腰筋が鍛えられる。バランスを取ろうとして、胸郭も鍛えられる。全身を鍛えることで、胸の動きと骨盤が連動するようになります、と動画で話しています。
Aを
- A 自分でやるかかとを
上げたまま、 B 勝手に起きる足指・足裏とみぞ おちから 足を 動かす 大腰筋が、 同時に 鍛えられる - A 自分でやる一本歯下駄の
上で B 勝手に起きる胸郭がバランスを 取る 鍛えられ、 胸の 動きと 骨盤が 連動する
大腰筋は、股関節の近くから、みぞおちのあたりまである長い筋肉です。足を「みぞおちから」動かす意識は、体幹をより長く使えるためのトレーニングでも紹介しています。かかとを上げることで鍛えられる足指や足裏の筋肉は、getta.jpの足の解剖図鑑にまとめています。
05
慣れてきたら:レベルアップ回数を減らして、順番を守る
回数より、順番が大事です。まず最初に、上下をたくさんやること、と動画で話しています。川原さんも、最初はしんどいので回数を少なくやるのがベスト。でも全身のトレーニングなので、続けることは自分のスポーツのパフォーマンスを上げることにつながる、と話しています。
- 1回数を
減らして まずはここ- やること
- 上下を5回、10回から。横に開く、回すも少なめに。
- できた目安
- 肩の真下に手、かかとが上のまま続けられる。
- 2動画の
回数で 動画の流れ- やること
- 上下20回、横に10回、時計回り・反対回りに5回ずつ。左右とも。
- できた目安
- みぞおちから足を動かす意識で、最後まで続けられる。
- 3もう
一度、 慣れてきたら上下を - やること
- 回すのが終わったあとに、また上下を20回、30回と。
- できた目安
- 下駄を置いて走ると、軸がしっかりしているのがわかる。
もっと知りたい方へ
体幹トレーニングの種目や組み立て方は、getta.jpの体幹トレーニング大図鑑にまとめています。
06
走りへのつながり右足を上げたとき、右胸をのせる
動画では、このトレーニングのもうひとつの効果を、こう話しています。右足を上げたとき、普通の選手は左手が前に出るので、左肩が前、右肩が後ろになる。トップの選手は、右足に右胸をのせようとするので、肩が平行にそろう、と。

右胸をグッてのせるんです(動画 6:00) 右足を
上げた とき、 右胸をのせる 肩が平行にそろうことで、胸が前にくるので骨盤も前にきて、足が前に出る。上体の動きで、足が勝手に動くようになる。
このトレーニングを続けていくと、胸が動くようになって、右足に右胸をのせる動きがしやすくなる、と話しています。足が速い選手は、胸が動いている、と。
体を強くするだけでなく、体の使い方が上手くなるためのトレーニングでもあります。
元の解説のポイント
足指から胸郭まで左右それぞれの軸を作るので、2軸感覚が身についていきます。
足指と大腰筋を同時に鍛えます。胸郭が、走るときに動かしやすくなります。
07
よくある質問
何回やればいいですか?
動画では、片足を上下に20回、横に開いて10回、時計回り・反対回りに5回ずつ行っています。最初はきついので、上下を5回、10回と回数を減らして行うのがよい、と話しています。
かかとは、どうしておけばいいですか?
上げた足は、かかとがなるべく上になるようにします。足首は、なるべく90度です。かかとをしっかり上げることで、足指や足裏が鍛えられる、と動画で話しています。
足は、どこから動かす意識ですか?
みぞおちから足だと思って動かします。膝で動かすのではなく、股関節で。足の裏からビームを出して、壁に突き刺しているイメージを持つと、より効果的です。
走りには、どうつながりますか?
動画では、全身を鍛えることで胸の動きと骨盤が連動し、ブレのない走りにつながる、と話しています。胸が動くようになり、右足を上げたときに右胸をのせる動きがしやすくなります。
NEXT STEP
この感覚を、伝える側へ。
このトレーニングを、指導の現場で人に伝えているのが、一本歯下駄GETTAのインストラクターです。どんな人が、どんなふうに教えているのか。連載インタビューで読めます。
連載 第1回M高史の「一本歯下駄インストラクターは
中村友梨香さん本当に 幅広く 使える もので、 1回学んで みると 自分の 現場と リンクする ものが あると 思います」 (一本歯下駄 インストラクターS級)
インストラクター認定講座では、一本歯下駄を使ったトレーニング理論と実践メソッドを、短期間で体系的に学べます。
インストラクター認定講座を見る資格の内容と取得の流れ(instructor.getta.jp)連載の一覧を見るコメント
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2026年 10月 29日トラックバック:一本歯下駄トレーニング 体幹基礎編
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2026年 10月 29日トラックバック:一本歯下駄トレーニング 側面体幹篇



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