GETTAで踵を沈める、ただそれだけで。
1. バネを、最大限に引き伸ばす。
踵が沈むことで、アキレス腱を中心とした筋腱複合体(MTC)が強制的に伸張される。これは、カンガルーが跳躍前に身体を沈めるのと同じ原理。最大限に蓄えられた弾性エネルギーが、爆発的なパワーの源泉となる。
2. 体幹の軸を、確立する。
踵が沈むことで生まれる足首の角度(背屈)は、連動して骨盤を安定させ、体幹の深層筋を活性化させる。これにより、ブレない強靭な「軸」が形成され、MTCが生み出したパワーをロスなく全身に伝えることが可能になる。
伝説の証言:トム・テレツの指導
「カール・ルイスをはじめとするトップ選手に、私は常にこう指導してきた。『着地したら、踵を2センチ沈めろ』と。それがアキレス腱のバネを最大限に使うための、最も重要な鍵なのだ」
- トム・テレツ(伝説の陸上コーチ)



