- ホーム
- 海外プロアスリートのための目標達成マンダラシート
海外プロアスリートのための目標達成マンダラシート
夢を実現する81マスの行動計画表
マンダラシート(マンダラチャート)は、大谷翔平選手が高校時代に使用していたことで有名な目標設定ツールです。中心に大きな目標を置き、それを達成するための8つの要素、さらにそれぞれを実現するための具体的な行動を体系的に整理します。
海外での挑戦は、言語、文化、プレースタイルなど多くの適応が必要です。漠然とした目標ではなく、具体的な行動に落とし込むことで、日々の努力が確実に目標達成につながります。
マンダラシートとは
3×3のマス目を9つ配置した合計81マスのシートです。中心のマスに最終目標を書き、その周囲8マスに目標達成のために必要な要素を書きます。さらに、その8つの要素それぞれを中心にして、周囲8マスに具体的な行動を書き込んでいきます。
このツールの強みは、大きな目標を64個の具体的な行動に分解できることです。一つひとつの行動は実行可能なレベルまで落とし込まれているため、確実に実行でき、目標達成への道筋が明確になります。
あなたのマンダラシートを作成する
マンダラシートの使い方
- 中央のマス(青色)に、あなたの最終目標を書きます。例:「海外リーグでレギュラー定着」「チームのMVP獲得」など
- 中央の周囲8マス(水色)に、目標達成のために必要な要素を書きます。例:「言語能力」「フィジカル強化」「戦術理解」など
- 8つの外側ブロックの中心には、ステップ2で書いた要素が自動的にコピーされます
- 各ブロックの周囲8マスに、その要素を実現するための具体的な行動を書きます。例:「毎日30分の語学学習」「週3回のウェイトトレーニング」など
- 完成したら、64個の具体的行動を日々実践していきます。一つずつ確実に実行することで、最終目標に近づきます
記入例:海外でのレギュラー定着を目指す選手の場合
効果的に使うための10のコツ
- 目標は具体的に書く。「上手くなる」ではなく「スタメンで10試合出場」のように数値化する
- 達成要素は、自分の課題と強みの両方をバランスよく含める
- 具体的行動は、今日からすぐ実行できるレベルまで細分化する
- 完璧を求めすぎず、まずは8割の完成度で始める。実践しながら修正していく
- 週に一度、実行できた行動にチェックを入れ、進捗を確認する
- 3ヶ月ごとに見直し、状況に応じて内容を更新する
- コーチやチームメイトと共有し、サポートを得る
- 達成した行動は記録し、小さな成功を積み重ねる実感を持つ
- すべてを一度にやろうとせず、優先順位をつけて取り組む
- 目に見える場所に貼り、毎日見返す習慣をつける



